一般的には「柴」は、柴刈りというときの柴であり、小ぶりは雑木を指します。
柴犬は、古くからキジなどの山鳥や、うさぎなど小動物の狩およびそれに伴う諸作業に用いられてきた犬です。
昔から本州各地で飼われ、信州の川上犬、保科犬、戸隠犬、美濃の美濃柴、山陰の石州犬など分布地域によって、いくつかのグループに細分されます。
現在の柴犬は昭和初期の保存運動の中で、信州と山陰の柴犬を交配して作られたもので天然記念物に指定された7犬種の中で、地方名を冠していないのは柴犬のみです。
柴犬は縄文時代から人間生活を共にしてきたといわれ、縄文時代の貝塚の遺跡からはこれまでに犬の骨が、200以上出土しています。
日本に移入した縄文時代には、食犬の習慣がなかったので、縄文犬と呼ばれるこれらの犬たちには埋葬されたと思われるものが多いのです。
柴犬は現存、6犬種唯一の小型の種類ですが、飼育頭は最も多く、日本の犬の代表格とも言え、日本犬保存会によれば現在、日本で飼われている日本の犬の種類のうち柴犬は、およそ80パーセントを占めてアメリカをはじめに、海外でも人気が高い犬です。
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